2018年01月18日
CX-8 試乗してきました!
先日、試乗してきました
MAZDA CX-8です
(写真はwebCGとマツダのHPからお借りしました)

京滋マツダ洛北店に懇意にしているスタッフのNさんがいますので、無理にお願いしました。
今回、用意していただいたのは、
CX-8 XD L Package 2WD
で、最上位グレード
スタイルはCX-5をストレッチしたもののように見えますが、実はアメリカ販売のCX-9とほぼ同じ
シャシーを使っていて、日本の交通事情に合わせて全長と全幅を抑えたクルマです。


ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4900×1840×1730mm
ホイールベース:2930mm
車重:1830kg
でホイールベースはCX-9と同じです。
こちらはCX-5


ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4545×1840×1690mm
ホイールベース:2700mm
全幅は同じですが、ホイールベースはCX-8の方が230mmも長い。
フロントはCX-5がハニカムグリルに対して、CX-8はストレートなフィンタイプのグリル。
リアの表情も若干違い、CX-8は両リアランプをつなぐモールがあり引き締まった印象。

CX-5

CX-8
なんと言っても全長が355mmもストレッチしていますので、サイドビューで、リアドアから後ろの
伸びやかさが違います。
小生的には、初期型の頃から寸詰まり感があるCX-5よりも、伸びやかなCX-8の方が好きですね。
コックピットは以前所有していた先代のCX-5とは段違いで、高級感に溢れています。



インパネデコレーションパネルには本物の木を使った「本杢」を採用。ユーノスコスモ以来だそうな。
初期型CX-5で評判が良かったドライビングポジションはそのままに各所にリファインが進んでいます。
フロントガラスに情報を投影するアクティブ・ドライビング・ディスプレイは、速度や標識の認識、
先方を走るクルマとの接近状況などが虚像で遠方に投影されます。これは面白い。
サイドブレーキはいよいよ電動化されました。
スイッチを引いてブレーキ、スイッチを押すかアクセルと踏むと解除されます。


シートはナッパレザーを使用したディープレッド。
運転席はメモリー付き10ウェイパワーシート、助手席は6ウェイパワーシート
もちろん、シートヒーター付きです。
どちらも座った感じがすこぶる良い

セカンドシートはキャプテンシートが用意され、実を言うとセカンドシートの横幅はフロントシートよりも
広いんです。座り心地も良好。


セカンドシート用のエアコン、シートヒーターも完備。セカンドシート用コンソールもアームレスト付き。
フロントシートと変わりない快適性です。
そして、

リアドアトリム上部にロールスクリーンタイプのサンシェードを内蔵しています。
(個人的にはお気に入り)
まさに至れり尽くせりですね。
ま、マツダの社長車になるのもよく分かる。
Nさんによるとおそらくセカンドシートの取り合いになるでしょうとのこと。
サードシートはどうかというと、


確かにしっかりと作られたシートで、大人でも座れないことはない仕上がりです。
慎重180cmの小生では頭はすれすれ、膝も体育座りのような感じですが、身長170cm以下なら、
短距離では問題ない空間です
ただ、アクセスはやや困難ですね。
使用頻度から考えると、これはありかと思う広さです。
3列シートのSUVの中ではかなり実用に耐えるシートだと思いますよ。
それに後方からの衝突に関しても安全を確保しているとのこと。
日本では後方衝突に関しては安全基準はなく、サードシートの安全を確保しているクルマはほとんど
ないそうです。
少なくとも、他社のなんちゃってサードシートではないですね。
小生が使うとしたら、ウキフカセ釣りの広島遠征ですので、4人乗り+ラゲッジモードもしくは2人乗り
+ラゲッジモードが多いと思います。


大人4人が乗って、ウキフカセ釣りのタックルを満載して移動出来そうです
では、実際走らせてみるとどうかというと...
確かに、先代のCX-5よりもしつけが穏やか。
あまり踏み込まなかったのでターボが十分に効きだしてからの加速は分かりませんが
かなりマイルドになった印象。
基本が同じスカイアクティブD2.2とは思えないほど、リファインされ、別のエンジンのよう。
実は初期型とはかなり改良されていて、現行CX-5に搭載しているエンジンに対しても
初めての大改良が施されていました。

振動、騒音もかなり抑えられていて、ディーゼル音は遠いところで鳴っている感じ。
しかも約200kgほど差があるCX-5と遜色ない走りを実現した上で、燃費も同等とは
恐れ入りました。
JC08モード燃費 CX-5 XD 2WD 18.0km/l
CX-8 XD 2WD 17.6km/l
前後のGのかかり具合は、ロングホイールベースが良い方向に働いて、大きく振られる
ことはありません。
京都の町中を走っただけなので、ワインディングでのしつけなどは分かりませんが、
カーブを曲がった感じでは低重心化が進んでいる感じがします。
セカンドシートに座ってみると、曲がっている時に確かに頭が振られることが少ないし、
身体全体で横Gを受けていて不快感はないですね。
噂のG-ベクタリング コントロールが効いているのでしょう。

それに、CX-9由来のリアサスがしっかりと機能しているからでしょう。
ここらあたりも、CX-5の単なるストレッチ・バージョンではない所以です
やはり、セカンドシートが一番快適なんでしょうね
今回、全く試すことが出来ませんでしたが、CX-8には最新の安全運転支援システムを搭載
しているそうな(セイフティー・サポートSのワイドに指定されています)。

この安全運転支援システム(i-ACTIVSENSE)は3つのレーダーと5つのカメラ、そして7つの
センサーで構成されており、現状市販最高レベルの安全性を標榜しています。
アダクティブ・クルーズコントロール(MRCS)と車線維持装置(LAS)を使って、高速道路を
走り、宮島まで遠征するのは楽ちんでしょうね
また、燃料タンクは72リッターもあるので、途中給油なしでの往復も夢ではありません
最後に、試乗してみての正直な感想は...
素晴らしい!欲しい!!
でもね、軽ーく400万円を超える金額を用意するのは難しい...
嫁さんも一緒に試乗したので聞いてみると、かなり前向き
本気で検討する運びとなりました
Nさん、よろしくお願いします m(_ _)m
もっとCX-8について知りたい人はこちらをどうぞ

MAZDA CX-8です

(写真はwebCGとマツダのHPからお借りしました)

京滋マツダ洛北店に懇意にしているスタッフのNさんがいますので、無理にお願いしました。
今回、用意していただいたのは、
CX-8 XD L Package 2WD
で、最上位グレード

スタイルはCX-5をストレッチしたもののように見えますが、実はアメリカ販売のCX-9とほぼ同じ
シャシーを使っていて、日本の交通事情に合わせて全長と全幅を抑えたクルマです。


ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4900×1840×1730mm
ホイールベース:2930mm
車重:1830kg
でホイールベースはCX-9と同じです。
こちらはCX-5


ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4545×1840×1690mm
ホイールベース:2700mm
全幅は同じですが、ホイールベースはCX-8の方が230mmも長い。
フロントはCX-5がハニカムグリルに対して、CX-8はストレートなフィンタイプのグリル。
リアの表情も若干違い、CX-8は両リアランプをつなぐモールがあり引き締まった印象。

CX-5

CX-8
なんと言っても全長が355mmもストレッチしていますので、サイドビューで、リアドアから後ろの
伸びやかさが違います。
小生的には、初期型の頃から寸詰まり感があるCX-5よりも、伸びやかなCX-8の方が好きですね。
コックピットは以前所有していた先代のCX-5とは段違いで、高級感に溢れています。



インパネデコレーションパネルには本物の木を使った「本杢」を採用。ユーノスコスモ以来だそうな。
初期型CX-5で評判が良かったドライビングポジションはそのままに各所にリファインが進んでいます。
フロントガラスに情報を投影するアクティブ・ドライビング・ディスプレイは、速度や標識の認識、
先方を走るクルマとの接近状況などが虚像で遠方に投影されます。これは面白い。
サイドブレーキはいよいよ電動化されました。
スイッチを引いてブレーキ、スイッチを押すかアクセルと踏むと解除されます。


シートはナッパレザーを使用したディープレッド。
運転席はメモリー付き10ウェイパワーシート、助手席は6ウェイパワーシート

もちろん、シートヒーター付きです。
どちらも座った感じがすこぶる良い


セカンドシートはキャプテンシートが用意され、実を言うとセカンドシートの横幅はフロントシートよりも
広いんです。座り心地も良好。


セカンドシート用のエアコン、シートヒーターも完備。セカンドシート用コンソールもアームレスト付き。
フロントシートと変わりない快適性です。
そして、

リアドアトリム上部にロールスクリーンタイプのサンシェードを内蔵しています。
(個人的にはお気に入り)
まさに至れり尽くせりですね。
ま、マツダの社長車になるのもよく分かる。
Nさんによるとおそらくセカンドシートの取り合いになるでしょうとのこと。
サードシートはどうかというと、


確かにしっかりと作られたシートで、大人でも座れないことはない仕上がりです。
慎重180cmの小生では頭はすれすれ、膝も体育座りのような感じですが、身長170cm以下なら、
短距離では問題ない空間です

ただ、アクセスはやや困難ですね。
使用頻度から考えると、これはありかと思う広さです。
3列シートのSUVの中ではかなり実用に耐えるシートだと思いますよ。
それに後方からの衝突に関しても安全を確保しているとのこと。
日本では後方衝突に関しては安全基準はなく、サードシートの安全を確保しているクルマはほとんど
ないそうです。
少なくとも、他社のなんちゃってサードシートではないですね。
小生が使うとしたら、ウキフカセ釣りの広島遠征ですので、4人乗り+ラゲッジモードもしくは2人乗り
+ラゲッジモードが多いと思います。


大人4人が乗って、ウキフカセ釣りのタックルを満載して移動出来そうです

では、実際走らせてみるとどうかというと...
確かに、先代のCX-5よりもしつけが穏やか。
あまり踏み込まなかったのでターボが十分に効きだしてからの加速は分かりませんが
かなりマイルドになった印象。
基本が同じスカイアクティブD2.2とは思えないほど、リファインされ、別のエンジンのよう。
実は初期型とはかなり改良されていて、現行CX-5に搭載しているエンジンに対しても
初めての大改良が施されていました。

振動、騒音もかなり抑えられていて、ディーゼル音は遠いところで鳴っている感じ。
しかも約200kgほど差があるCX-5と遜色ない走りを実現した上で、燃費も同等とは
恐れ入りました。
JC08モード燃費 CX-5 XD 2WD 18.0km/l
CX-8 XD 2WD 17.6km/l

前後のGのかかり具合は、ロングホイールベースが良い方向に働いて、大きく振られる
ことはありません。
京都の町中を走っただけなので、ワインディングでのしつけなどは分かりませんが、
カーブを曲がった感じでは低重心化が進んでいる感じがします。
セカンドシートに座ってみると、曲がっている時に確かに頭が振られることが少ないし、
身体全体で横Gを受けていて不快感はないですね。
噂のG-ベクタリング コントロールが効いているのでしょう。

それに、CX-9由来のリアサスがしっかりと機能しているからでしょう。
ここらあたりも、CX-5の単なるストレッチ・バージョンではない所以です

やはり、セカンドシートが一番快適なんでしょうね

今回、全く試すことが出来ませんでしたが、CX-8には最新の安全運転支援システムを搭載
しているそうな(セイフティー・サポートSのワイドに指定されています)。

この安全運転支援システム(i-ACTIVSENSE)は3つのレーダーと5つのカメラ、そして7つの
センサーで構成されており、現状市販最高レベルの安全性を標榜しています。
アダクティブ・クルーズコントロール(MRCS)と車線維持装置(LAS)を使って、高速道路を
走り、宮島まで遠征するのは楽ちんでしょうね

また、燃料タンクは72リッターもあるので、途中給油なしでの往復も夢ではありません

最後に、試乗してみての正直な感想は...
素晴らしい!欲しい!!
でもね、軽ーく400万円を超える金額を用意するのは難しい...

嫁さんも一緒に試乗したので聞いてみると、かなり前向き

本気で検討する運びとなりました

Nさん、よろしくお願いします m(_ _)m
もっとCX-8について知りたい人はこちらをどうぞ

Posted by ミーヤン at 07:00│Comments(0)
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