2009年04月27日
オッサンの世迷い言 その1 リグについて一考察
今日明日と釣りに行けそうにもないから、中年オッサンが日頃から
バスフィッシングして感じていることを書きつづってみます。
<小生がダウンショットリグに固執する訳>
過去ログを見ていただいても分かるように、小生はダウンショットリグに
固執しています。“何で今更、ダウンショットリグなの?”って聞かれそう
ですが、理由は簡単。良く釣れるのと個人的な好みだからです。いろいろな
意見があることは分かっていますが、自分なりに今までの経験から分析した
ことを述べてみます。“そんなこと百も承知だよ、今さら何言ってるんだい!”
ってお叱りの言葉が聞こえてきそうですが、ここのところはオッサンの
世迷い言とご容赦下さい。
既にご承知でしょうけれど、ダウンショットリグはその他のリグと違って、
初めてのジャパンオリジナルです。正式名は常吉リグ(常に吉とでるからだ
そうな)。岸釣りの天才・村上晴彦の発案ですね。同氏は次々と魅力的な
リグ、ワーム、ルアー等を開発されていることは周知の通りです。
その中で、なぜ常吉リグを選んだかというと、他のリグに加えて、自由度が
格段に高いからです。
まず、第1にシンカーの交換のし易さです。ジグヘッドリグやテキサスリグに
しても、シンカーの交換にはラインを結び直さなければなりません。でも、常吉
ならシンカーを変えることは簡単この上なしです。それによって、極小ワームから
5インチを超えるような大きなワームを自由に使うことができるのです。シンカー
の交換だけなら、スプリットショットリグも簡単でしょうけれど、かみ潰しおもりを
ラインの途中に付けるのは、ラインの強度低下を招きそうで、4lb以下の細い
ラインでは不安が残ります。海釣りで使われるような、ラバーの保護膜が付いた
かみ潰しおもりを使えば、ラインの強度低下は防げますが、固定力が弱いために
キャスティングの時に外れてしまいます。
第2に、マス針を使うとワームの交換が素早くできます。オフセットフックの場合は
それなりに時間がかかりますが、マス針なら簡単。時合いを見逃さないのも
フィッシングの基本ですね。
第3に、これが重要なのですが、シンカーを自由に変更することで、あらゆる
誘いが可能だということです。確かにシェイキングは得意中の得意だし、リフト&
フォールもテキサスリグと同様に得意ですが、それだけでなく、シンカーを調節する
ことで、底層、中層、表層のそれぞれを引いてくることが出来ます(実はグラビング
バズも得意)。つまり、点としての上下の釣りだけでなく、面の釣りも可能であると
いうことです。また、点と面の誘いを合わせることもできます。例えば、ずる引きや
ただ巻き中にトゥイッチしてレギュラーアクションを加えたり、突然シェイキングや
リフト&フォールを織り交ぜるというような複合的な誘いも簡単です。
成書では、常吉リグはフックの下にリーダーとシンカーがあるため、ワームが
底を切った状態でシェイキングできるから、サスペンドしているバスに有効で、
ピンポイントを攻めるのに良いというような記述が多いのですが、はたしてそうで
しょうか。確かに、深場や足もとを垂直にして釣っているときにはそういえます。
でもオカッパリではキャスティングすることによって、数メートル~十数メートル先に
着水させる訳ですから、ラインはかなり斜めに出ています。これに、フックとワームの
重み、フロロカーボンの場合はラインの重みも加わって、リグ全体は底に沈んだ
状態のはずです。特にラインにふけがあるときは必ずしもワームは底を切った状態
ではありません。例えば、リーダーが20㎝で、ラインが水面に対し30度の角度を
つくっていたとしら、ラインがピンと張った理想的な状態でもフックの位置は底から
10㎝でしかありません。ラインがたるんでいたり、ワームやフック、ラインの重みを
考えると、実際はワームの位置は5㎝も底を切っていないでしょう。底荒れしている
フィールドではフックが根掛かりして困るなんてままあることですから、ワームが底
すれすれを移動していることも多いと思います。理論通りには行かないものです。

第4に、ワームの刺す位置を変えることによって、ワッキー的な使い方ができたり、
リーダーと切ることによって、ノーシンカーリグやねこリグに変化させることができる
ことです。これは使い勝手が良いものです。釣れないのなら早く見切りを付けて、
他のリグを試してみることも大切ですね。
以上が常吉リグを使い続けている理由です。常吉リグには根掛かりがしやすい
とか、ラインの結びがやや難しいなどの欠点はあります。でも、これは経験で何とか
クリアーできる問題なので、欠点を補って余りある利点を考えて、小生としては
常吉リグを第一選択として使っている次第です。反対意見をお持ちの方も多いと
思いますが、あくまでも個人的な意見ですので許してやってください。
バスフィッシングして感じていることを書きつづってみます。
<小生がダウンショットリグに固執する訳>
過去ログを見ていただいても分かるように、小生はダウンショットリグに
固執しています。“何で今更、ダウンショットリグなの?”って聞かれそう
ですが、理由は簡単。良く釣れるのと個人的な好みだからです。いろいろな
意見があることは分かっていますが、自分なりに今までの経験から分析した
ことを述べてみます。“そんなこと百も承知だよ、今さら何言ってるんだい!”
ってお叱りの言葉が聞こえてきそうですが、ここのところはオッサンの
世迷い言とご容赦下さい。
既にご承知でしょうけれど、ダウンショットリグはその他のリグと違って、
初めてのジャパンオリジナルです。正式名は常吉リグ(常に吉とでるからだ
そうな)。岸釣りの天才・村上晴彦の発案ですね。同氏は次々と魅力的な
リグ、ワーム、ルアー等を開発されていることは周知の通りです。
その中で、なぜ常吉リグを選んだかというと、他のリグに加えて、自由度が
格段に高いからです。
まず、第1にシンカーの交換のし易さです。ジグヘッドリグやテキサスリグに
しても、シンカーの交換にはラインを結び直さなければなりません。でも、常吉
ならシンカーを変えることは簡単この上なしです。それによって、極小ワームから
5インチを超えるような大きなワームを自由に使うことができるのです。シンカー
の交換だけなら、スプリットショットリグも簡単でしょうけれど、かみ潰しおもりを
ラインの途中に付けるのは、ラインの強度低下を招きそうで、4lb以下の細い
ラインでは不安が残ります。海釣りで使われるような、ラバーの保護膜が付いた
かみ潰しおもりを使えば、ラインの強度低下は防げますが、固定力が弱いために
キャスティングの時に外れてしまいます。
第2に、マス針を使うとワームの交換が素早くできます。オフセットフックの場合は
それなりに時間がかかりますが、マス針なら簡単。時合いを見逃さないのも
フィッシングの基本ですね。
第3に、これが重要なのですが、シンカーを自由に変更することで、あらゆる
誘いが可能だということです。確かにシェイキングは得意中の得意だし、リフト&
フォールもテキサスリグと同様に得意ですが、それだけでなく、シンカーを調節する
ことで、底層、中層、表層のそれぞれを引いてくることが出来ます(実はグラビング
バズも得意)。つまり、点としての上下の釣りだけでなく、面の釣りも可能であると
いうことです。また、点と面の誘いを合わせることもできます。例えば、ずる引きや
ただ巻き中にトゥイッチしてレギュラーアクションを加えたり、突然シェイキングや
リフト&フォールを織り交ぜるというような複合的な誘いも簡単です。
成書では、常吉リグはフックの下にリーダーとシンカーがあるため、ワームが
底を切った状態でシェイキングできるから、サスペンドしているバスに有効で、
ピンポイントを攻めるのに良いというような記述が多いのですが、はたしてそうで
しょうか。確かに、深場や足もとを垂直にして釣っているときにはそういえます。
でもオカッパリではキャスティングすることによって、数メートル~十数メートル先に
着水させる訳ですから、ラインはかなり斜めに出ています。これに、フックとワームの
重み、フロロカーボンの場合はラインの重みも加わって、リグ全体は底に沈んだ
状態のはずです。特にラインにふけがあるときは必ずしもワームは底を切った状態
ではありません。例えば、リーダーが20㎝で、ラインが水面に対し30度の角度を
つくっていたとしら、ラインがピンと張った理想的な状態でもフックの位置は底から
10㎝でしかありません。ラインがたるんでいたり、ワームやフック、ラインの重みを
考えると、実際はワームの位置は5㎝も底を切っていないでしょう。底荒れしている
フィールドではフックが根掛かりして困るなんてままあることですから、ワームが底
すれすれを移動していることも多いと思います。理論通りには行かないものです。

第4に、ワームの刺す位置を変えることによって、ワッキー的な使い方ができたり、
リーダーと切ることによって、ノーシンカーリグやねこリグに変化させることができる
ことです。これは使い勝手が良いものです。釣れないのなら早く見切りを付けて、
他のリグを試してみることも大切ですね。
以上が常吉リグを使い続けている理由です。常吉リグには根掛かりがしやすい
とか、ラインの結びがやや難しいなどの欠点はあります。でも、これは経験で何とか
クリアーできる問題なので、欠点を補って余りある利点を考えて、小生としては
常吉リグを第一選択として使っている次第です。反対意見をお持ちの方も多いと
思いますが、あくまでも個人的な意見ですので許してやってください。
Posted by ミーヤン at 19:42│Comments(0)
│オッサンの世迷い言