日本製オールドリール

ミーヤン

2018年11月16日 09:32

最近、またまた、オールドタックルに目が行くようになって、

アブガルシア カーディナル33


     や

ミッチェル408スペシャル



を手に入れましたが、そういえば純日本製のオールドリールは知りません。







そこで、程度の良いものを、ヤフオク!で競り落としてゲットしました







大森製作所 DIAMOND ProLine No.101



です。




オールドリールに非常に詳しい、フィッシングライター竹中由浩氏のKAKE’S REEL ROOM
によると、


 1976年登場のインスプールスピニング。
 すでに「マイクロセブン」で「ハイポイドフェースギア」が開発されていたにもかかわらず、
 「ウォームギア」を採用しています。滑らかながら生産性の悪いこのギアを、あえて使って
 いるところに、同社の職人気質が見られます。「ウォームギア」はじつは巻き上げ効率の
 点では劣るギアです。しかし軽量ローターとの組み合わせで、2gのスピナーのブレード
 回転もわかる高感度なリールになっています。もちろんファイトも痛快。リールも社会も
 効率追及だけが善じゃないってことです。

とのことです。

そして、ウォームギヤについては、

 このギアは滑らかながら、品質を安定させるにはたいへんな技術がいります。
 大森製作所にはこの技術がありました。これを他社との差別化に使えなかったのでしょうか。
 90年代、スピニングリールは高級品化が進みました。この時代、ダイワやシマノとは違った
 価値観を持つ高級品として、こういった製品を展開していたらどうだったでしょう。

う~ん、大森製作所はかなりの技術力があった会社だったのですね。











かなり程度が良いリールのようですが、これは右ハンドルです。

スピニングリールは左ハンドルが基本ですが、この頃のリールはあまりそのアタリの考察が
少なかったのでしょうか...




でも、程度の良い、DIAMOND ProLine No.101を手に入れることが出来ました。







実物を手に取って確かめて見たいものです。








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