四国八十八カ所霊場巡りをちょっとだけ紹介

ミーヤン

2021年04月02日 21:08

先日、5回目の四国八十八カ所霊場巡りをしてきました。


そのなかでも難所と言われている、第45番 海岸山 岩屋寺を訪れました。


愛媛県の久万高原の山奥にある岩壁に建てられたお寺です。


四国八十八カ所霊場会のHPによると、

標高700m。奇峰が天を突き、巨岩の中腹に埋め込まれるように堂宇がたたずむ典型的な山岳霊場である。神仙境をおもわせる境内は、むかしから修験者が修行の場としていたようで、さまざまな伝承が残されている。
弘法大師がこの霊地を訪ねたのは弘仁6年とされている。そのころすでに土佐の女性が岩窟に籠るなどして、法華三昧を成就、空中を自在に飛行できる神通力を身につけ、法華仙人と称していたという。だが仙人は、大師の修法に篤く帰依し、全山を献上した。大師は木造と石造の不動明王像を刻み、木像は本尊として本堂に安置し、また、石像を奥の院の秘仏として岩窟に祀り、全山をご本尊の不動明王として護摩修法をなされた。

とのこと。




麓の駐車場から石段や坂道を半時間登るとお堂が見えてきます。


手前が大師堂、奥が本殿です


納経所と事務所もこんな場所に建てられています。





これはほとんど知られていないのですが、本堂奥の岩のくぼみには、





阿弥陀如来立像が設置されています。





奥の山門の石段から望むと拝見することができますよ。


訪れる機会があれば、是非ご覧になってください。


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