本当の全浮動釣法

ミーヤン

2018年01月06日 06:00

ウキフカセ釣りの世界では全浮動仕掛けによる釣法が主流ですが、本当の全浮動釣法
(スルスル釣り)はなかなか難しい釣法のように思います。




書籍や雑誌に紹介されている種々の全浮動釣法は本来の意味での浮動釣法ではないような、

いわゆる

   “ナンチャッテ全浮動仕掛け”

による釣法に思えてなりません。




本当の全浮動仕掛けであれば、ウキ止めをつけたり、道糸とハリスの間に
ショックリーダー的なものは必要ないどころか、邪魔になるだけです。





ウキを道糸に固定しないでどんどんと仕掛けを落とし込んでいくことによって
全層をチェックし、効率よく当たり棚を探していくのが全誘導仕掛けの利点の
はず。



となると何よりも大切なのが、道糸を抵抗なく通す高性能なウキが必要に
なります。








各会社が種々のウキを提案していますが、本来の意味で全浮動釣法に適したウキはただ一つ




工房大知製 大知ウキ だけ




それはなぜか


道糸が通るウキの中のパイプがガラス管だからです。





研究に研究を重ね、大知ウキを世に出した、ウキフカセ釣りの
パイオニアかつレジェンドの一人である、大知 昭名人によると、

あらゆる素材を研究した結果、ガラス管が最も滑りがよかった
とのこと。

セラミックでもガラス管には敵わなかったそうな。






スタンダードな 大知GPシブ




大知遠投スペシャル




どちらにもパイプにガラス管が使ってあるのが分かりますね

このガラス管は手作りで、ウキ本体への接着も手作業です。
ウキですので打撃が加わっても、ガラス管が割れないような工夫を試行錯誤されたそうな。



大量生産は無理ですね。



これまた、工房大知オリジナルのナビストッパーである

ふかせアタリウキ



これを下につけることで大知ウキは真価を発揮します。





この大知ウキを駆使した瀬戸内式全浮動釣法で、大知氏が
各社主催の全国大会を席巻し、ほぼ全ての第1回王者に
輝いたことは記憶に新しいと思います。

大知氏が得意とする50m以上の大遠投したポイントで効率
よく全層を探るのには道糸の滑りが素晴らしい大知ウキが
必須だと思います。



もし、ガラス管に匹敵するかそれ以上の滑りを求めるなら、SiCやトルザイドなどの特殊な素材が
必要になり、その分お値段も諭吉様を超える超高級ウキになってしまうかも








小生夫婦も瀬戸内式全浮動釣法で、何度も良い思いをしています
6回連続40アップゲットにはビックリ



師匠は瀬戸内式全浮動釣法の名人中の名人で、ほとんどボウズの経験はないそうです





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