2017年12月08日
今日は開戦の日
今日は太平洋戦争開戦の日と知っていましたか?
小生はネットで読んで始めて認知しました。
太平洋戦争「開戦の日」に考えてほしいこと 現代史は日本人が学ぶべき最重要科目である
という記事です。
特に、
私が今年の8月に出した『戦争の大問題』の中でも紹介しているが、開戦時の日本の指導者たちは、勝ち目のないことを承知で出口なき戦いへ突入していった。『昭和16年夏の敗戦』(猪瀬直樹著、中公文庫)という本がある。昭和16年の8月、陸海軍および各省、それに民間から選ばれた30代の若手エリートたちが日本の兵力、経済力、国際関係など、あらゆる観点から日米戦を分析した。
研究会の報告は、「開戦初期には勝利が見込めるものの、長期戦になることは必至であり、日本の国力では、資源不足と生産力不足によって戦力の低下は避けられない。戦局が決定的に悪化すれば、最終局面で必ずソ連は参戦し日本は敗れる」という、ほぼ実際の日米戦をトレースする精度の高いものだった。日本必敗である。
しかし、この報告を聞いた東條英機陸相は、「これはあくまでも机上の演習でありまして、実際の戦争というものは、君達が考えているようなものではない」と論評、戦争はやってみなければ勝利はどっちに転ぶかわからない、と研究会の報告を握りつぶした。その一方で、東条陸相は「この机上演習の経緯を、諸君は軽はずみに口外してはならぬ」と口止めすることは忘れなかった。
という件には驚きでしたね。
劇団四季の「異国の丘」で、主人公の九重秀隆(モデルは実在の近衛文隆)が、アメリカの国力を
考えると、開戦するのは無謀と言っていたことを思い出しました。
すると秀隆の友人が、乾坤一擲、精神論で乗り切るというように切り返していましたね。
なんだか、この若手エリートと東条英機の言い分のようです。
確かに終戦の日(8月15日)はよく知っていますが、開戦の日の事実も認識する必要がありますね。
小生はネットで読んで始めて認知しました。
太平洋戦争「開戦の日」に考えてほしいこと 現代史は日本人が学ぶべき最重要科目である
という記事です。
特に、
私が今年の8月に出した『戦争の大問題』の中でも紹介しているが、開戦時の日本の指導者たちは、勝ち目のないことを承知で出口なき戦いへ突入していった。『昭和16年夏の敗戦』(猪瀬直樹著、中公文庫)という本がある。昭和16年の8月、陸海軍および各省、それに民間から選ばれた30代の若手エリートたちが日本の兵力、経済力、国際関係など、あらゆる観点から日米戦を分析した。
研究会の報告は、「開戦初期には勝利が見込めるものの、長期戦になることは必至であり、日本の国力では、資源不足と生産力不足によって戦力の低下は避けられない。戦局が決定的に悪化すれば、最終局面で必ずソ連は参戦し日本は敗れる」という、ほぼ実際の日米戦をトレースする精度の高いものだった。日本必敗である。
しかし、この報告を聞いた東條英機陸相は、「これはあくまでも机上の演習でありまして、実際の戦争というものは、君達が考えているようなものではない」と論評、戦争はやってみなければ勝利はどっちに転ぶかわからない、と研究会の報告を握りつぶした。その一方で、東条陸相は「この机上演習の経緯を、諸君は軽はずみに口外してはならぬ」と口止めすることは忘れなかった。
という件には驚きでしたね。
劇団四季の「異国の丘」で、主人公の九重秀隆(モデルは実在の近衛文隆)が、アメリカの国力を
考えると、開戦するのは無謀と言っていたことを思い出しました。
すると秀隆の友人が、乾坤一擲、精神論で乗り切るというように切り返していましたね。
なんだか、この若手エリートと東条英機の言い分のようです。
確かに終戦の日(8月15日)はよく知っていますが、開戦の日の事実も認識する必要がありますね。
Posted by ミーヤン at 14:52│Comments(0)
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