Dr.ミーヤンの下手っぴぃ釣り紀行

ワールドシャウラ2650FF-2 を手に入れてから３ヶ月が経過しました。

　　　　　関連記事：ワールドシャウラ 2650FF-2来ました （＾o＾）V　　（このロッドの詳しい情報はこちら）
　　　　　　　　　　　 ワールドシャウラ2650 FF-2短期インプレッション




その間、６３㎝のモンスターを含む１５尾以上の５０アップに出会うことが出来ましたが、
デカバスに出会うたびにこのロッドのポテンシャルの高さに驚かされるばかりです。

　　（本年４月末、６３㎝・９lbのモンスターとワールドシャウラ2650FF-2）


テーパーはファーストで、ティップは柔らかく、ソリッドティップの様に違和感なく
喰い込ませます。

ブランクスは細身で、魚が掛かるといきなりレギュラーテーパーの様にバットまで
綺麗にベンディングして入ってくれます。その時のストロークが豊かなので、魚の
突進を吸収してくれます。

かといって、魚の引きにのされてしまわず、最後のところでロクマルをも浮かす
パワーも兼ね備えています。スパイラルX／ハイパワーXの賜ですね。



ガイドはトルザイドリングのチタンガイド。ワールドシャウラだけに許された、元ガイドが
KR、その他がKという混合ガイド。しかも、いたずらにガイドの数を増やしたり、小さく
しないおかげで、ラインの出がスムースです。
それでいて高感度なのは、ティップが柔らかいことと、軽量ガイドの賜なんですね。


軽量化は標準的ですが、バランスが良いのか一日振っても疲れないくらいです。




バスフィッシングのライトリグに限ってのことですが、シンカー0.5g＋ミニワーム1.5ｇの
軽量ダウンショットリグでも、スキッピングが出来るようになりました。

ラインの出がスムースなことと柔らかくて粘りがあるティップとブランクスのおかげで、
手首を軽くスナップするだけでスキッピングできます

これは正直、驚きでした

スキッピングって、なかなか出来ない高等技術だとばかり思っていたんですが、
ロッドの性能で出来てしまうものなんですね．．．





では、結局どんなロッドかというと、

村田基氏のコメントの

　　“世界中どこでも通用する“ルアーロッド”を作りたかった。
　　「オールラウンド」の凄さがわかる竿だよ。”

という言葉がピッタリでしょう。


粘りがあるブランクスを活かして、エリアフィッシングの1gのスプーンから渓流や湖沼
での10g以上のスプーンまで扱える柔軟性。


感度抜群のティップを活かして、バスフィッシングのラットリグ一般。もちろん、軽量ダウン
ショットやジグヘッドの操作性もOK。ジグヘッドなら1/2ozまで扱える凄さ。


もちろん、プラッギングも得意。シャッドプラグのトゥイッチングが綺麗に決まります。

　　　　　　　　　　　まさに　“オールラウンド”


小生が考える、ライトリグ・ロッドの理想型に一番近いロッドだと思います。
こんな高性能ロッドに出会えて、しかも手に入れることが出来て幸せですよ、ホント

　　　　（村田基氏のワールドシャウラの説明はこちら）





そこで、ワールドシャウラ2650FF-2の66,000円（実勢5万円中盤）を高いとみるか安いと
みるか．．．

　・エリアフィッシングから渓流･湖沼のスプーニング。
　・バスフィッシングのワーミング。
　・バスフィッシングのプラッギング。
　・ロックフィッシュなどのライトソルトフィッシング。

これらをそれぞれロッドを用意するとすると、チタンガイドであれば格安ロッドでも２万円
はするので、２万円×４本＝８万円。

これが１本で済むのですから、５万円半ばの値段がリーズナブルに思えてきませんか
しかもその性能は２万円の格安ロッドとは比べられないくらいの高性能


エリアトラウトフィッシングに使えて、ロクマルを相手に出来るロッドって、そうはないと
思いますよ


　　　　　　　　　　　　　　（本年４月末、６３㎝・９lbのモンスターと小生）


　　　　　　　　　　　　　　　　（本年５月末、５０㎝・５４㎝・５８㎝と小生）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（本年６月１１日、５８㎝と小生）